9.30.2015

「Peter Barakan's Live Magic! Vol.2」への道❶

相変わらず何から書いたらいいか分からないので、自分がこれから参加するコンサートをご紹介します。

今日はちょうど「Barakan Morning」という朝のラジオ番組が終了してから丸一年。(ラジオの音楽番組についてはずっと考え続けている題材なので、改めて書くつもりです。)

その番組から派生していったような面もある「Peter Barakan's Live Magic!」、大盛況だった昨年の第1回に引き続き、今年も開催されます。


まずは基本情報から。

◎日程 2015年10月24日(土)・25日(日)
◎会場 恵比寿ガーデンプレイス
◎開場/開演 12:00 / 13:00
  • Sat. 10/24:
  • I’m With Her (Sara Watkins – Sarah Jarosz – Aoife O’Donovan) / Boukou Groove / Gurrumul / Dayme Arocena / Jonathan Scales Fourchestra / ランキン・タクシー+ノダチン(ランチン) / 濱口祐自 / David Ralston / Delehei / Eire Japan
  • Sun. 10/25:
  • Tin Pan / I’m With Her (Sara Watkins – Sarah Jarosz – Aoife O’Donovan) / Gurrumul / Dayme Arocena / Jonathan Scales Fourchestra / Oki Dub Ainu Band / Marewrew / Rei
  • ◎チケット
  • 1日券 12,000円、2日通し券 21,000円
  • 学割1日券 7,000円、学割2日通し券 11,000円
  • すべて税込 / 各日1ドリンク代 500円別
◎公式サイト
http://livemagic.jp


素晴らしい内容だった昨年の模様も、また別稿で近いうちにお伝えできればと思っています。

今年の出演者も、他の音楽フェスティヴァルでは決して観られないような顔ぶれです。実はほんの少しだけお手伝いしているイヴェントでもあるので、ここはじっくりと、特に注目する出演アーティストを個別に紹介していきます。
次回以降、シリーズで続きます。

※少し情報が古くなっていますが、ピーター・バラカンさん自らが行った予習会(6月5日)の模様が「タワレボ」でアーカイヴ公開されています。
http://www.towerrevo.jp/article/18275/

9.26.2015

音楽生活の手引き書

音楽というのは一生かけても汲み尽くすことはない広大な世界だ。何の指針もなく気の向くまま歩いてみたくなるときもあるが、やはり参照できるものを持っていた方がより深く楽しめるはず。

僕が音楽を意識して聴き出した1995年頃は、音楽雑誌が力を持っていた時期。他に情報源も限られていて、そこでの評価はCDを買うかどうかにかなり影響していた。

インターネットが普及し始めてからは、次第に誰もが喋れるようになり、情報が溢れ返ってしまった。今度は逆に、何を捨てて何を取らないかを決めなければならなくなった。これもよく言われることだろう。

結局、最後は誰から教えてもらうか、各自が信頼できる水先案内人を一人でも見つけられれば幸運だと思う。20年ほど音楽を聴いてきて、波長が合うことが多いのは、僕の場合はピーター・バラカンさんと渡辺亨さん。

音楽に関係する書籍はなるべく全て手に取るようにしたいと思っているが、いま手元にあるのはこれだけ。
これから音楽についてゆっくりと紹介していく予定ですが、その前に僕がどんな趣味趣向の持ち主なのか、少しでも知ってもらえた方が公平かなと思いました。

9.25.2015

前置きの前置きの前置きの…

できるだけ簡素なもので、とブログも開設し、さぁ言いたいことを言える場所ができたぞ、との腹づもりだったが、2週間以上の間が空いてしまった。

書くことがないわけではなく、むしろ書きたいことがありすぎて、どこから手をつければいいのやら、ハタと止まってしまった。
好きな音楽についてならスラスラいけるかとの見積もりは甘く、どうせやるなら中途半端なものにはしたくないとの声も内側からあがってくる。自己紹介がてら、よくある「私的名盤50枚」などの題で1つずつ投稿していこう、などのアイディアも溢れるほどあって収拾がつかない。
また、このところ政治も混乱しており、ほぼ関心のないまま生きてこられた僕なんかでも注視せざるを得ないような状況もある。いま言えるのは、悪政というのはあるのだなぁ、ということ。多くの人が気をつけて見なければならない政治というのは、不健全だと思う。このあたりも整頓して書いていきます。

またも前置き段階で終わってしまい、前に進んだ感覚はないが、無理なく始められるところから着手していきますので、どうぞ気長にお付き合いください。

9.09.2015

Aug 22, 2015 - Sukiyaki DJ playlist 3

「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2015」ガーデンステージDJ、最後のコマ。
暑いからレゲエやスカが気持ち良いだろうと単純な発想で、好きな曲を並べました。
15:30〜16:05

3,4,6,11は『The Trojan Story』(1980)3LPから
スカの代表曲がぎっしり。

5,7,10は『Studio One Story』(2002)2LPから
付属のドキュメンタリーDVDはまだ見ていない。

1. Mystic Revelation of Rastafari "Bongo Man"『Grounation』(197?)
ジャマイカ盤3LP。
「Barakan Morning」でかかって知った曲。

2. The Wailers "Get Up, Stand Up"『Burnin'』(1973)
2曲目に有名なものを持ってくるのが僕の癖である。
今の時代にもぴったりの楽曲。


3. The Maytals "Do The Reggay"

4. Dandy Livingstone "Rudy, A Message to You"

5. Don Drummond "Man In The Street"

6. The Skatalites "Confucius"

7. Jackie Mittoo "Freak Out"


8. El Chicano "Viva La Raza"『Revolución』(1971)
これだけロサンゼルスのグループ。オルガンつながりでかけたが、それほど違和感はなかったと思う。
宮田信さんの推薦文があったので購入していた。

9. King Tubby "King Tubby Meets Rockers Uptown (feat. Augustus Pablo)"King Tubby Meets Rockers Uptown』(1976)
カナダ盤。曲目表記にミスがあり、現場でやや苦戦。

10. The Abyssinians "Declaration of Rights"

11. Clarendonians "Rules of Life"

9.08.2015

Aug 22, 2015 - Sukiyaki DJ playlist 2

「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2015」2日目のガーデンステージDJ、プレイリストを記録しておきます。
14:50〜15:05

陽射し強く大汗かきながらのプレイ。

1. Esso Steel Band "Ride Your Donkey"『Front Street』(1970)
横浜の馬車道で買ったほとんど情報のないグループ。

2. Jaco Pastorius "Opus Pocus"『Jaco Pastorius』(1976)
スティールパンが使われている曲つながり。

3. The Staple Singers "I'll Take You There"Be Altitude: Respect Yourself』(1972)
ベースが目立つ曲へつなぐ。

4. Linda Lewis "Reach for the Truth"Reach for the Truth: Best of the Reprise Years 1971-74』(2002)
元々は『Lark』(1972)に収録の曲。

9.07.2015

Aug 21, 2015 - Sukiyaki DJ playlist 1

8月21日、富山県南砺市の「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2015」ガーデンステージDJ、プレイリストを見たいというリクエストを頂いたのでここに掲載します。
21:30〜22:00


1. Gwigwi Mrwebi "Nyusamkhaya"『London Is the Place for Me, Vol. 2』(2005)

2. Stevie Wonder "I Wish"『Songs in the Key of Life』(1976)

3. Phil Upchurch "Another Funky Tune"『Lovin' Feeling』(1973)

4. Stanley Cowell "Travelin' Man"『Musa Ancestral Streams』(1973)

5. Abdullah Ibrahim "Mandela"『Water from an Ancient Well』(1985)

6. Papa Wemba & Orchestre Viva La Musica "Rendre à Cesar, ce qui est à Cesar"『PAPA WEMBA et l'orchestre VIVA LA MUSICA』(1986)

※日本編集の2枚組LP、P-VINEからの発売。
参考サイト↓

ごあいさつ

初めまして。
熊谷悠一(くまがい ゆういち)と申します。

音楽を中心に一人気ままに楽しんできましたが、そろそろ分かち合う時期に来ているかな、と感じていました。
そこで、ブログなら自分でも今すぐ始められるだろうと思い、開設してみます。

この小さな場が、多様な意見を気兼ねなく交換できる一つのコミュニティのようになることが理想です。

まぁ、あまり肩肘張らずに続けていきたいですが、できる限り本音に近い部分を書きたいとも思っています。
ですので、ときには尖った意見や勇み足もあるかもしれません。

それでは、今後どうなるかは僕自身も現時点では分かりませんが、もしよろしければお付き合いください。
熊谷悠一