12.11.2017

12.1「local Ping Pong DJ」プレイリスト


やっと曲目をまとめ終えました。

中目黒ガンボキッチン周さんで、守島さんと音楽をかけるイヴェントを行いました。お互いの選曲に反応して、即興で交互にかけていく「ピンポンDJ」というスタイルです。

特にテーマも設けず、事前打ち合わせも一切なし。どうなるか我々自身も楽しみでしたが、結果として以下のようになりました。
途中やや悪ノリした部分も含め、僕はとても楽しかったですが、聴く側の皆さんもそうだったことを祈ります


守島尚彦さん=M、熊谷悠一=K

「ピンポンDJ」の創始者Charlie Gillettさんがかけていた、という曲から開始。
M. Arrow "Hot, Hot, Hot"Soca Savage』(1983)

寒い日だったので、曲名を逆にしてみました。
K. Little Feat "Cold, Cold, Cold"Sailin Shoes』(1972)

このままニュー・オーリンズに行くかと思いきや、曲名で?
M. Rare Earth "Hey, Big Brother"In Concert』(1971)

Motownレーベルということで、単純にそこから好きなグループを。
K. Smokey Robinson & the Miracles "More Love" (1967)『Gold

後のThe MiraclesヴォーカルのBobby Griffinが作った曲を、この人たちのカヴァーで。
M. Wham! "Love Machine"Fantastic』(1983)

やや不意を突かれたので、1980年代のR&Bという大雑把な括りで対応。
K. Sade "Your Love Is King"Diamond Life』(1984)

名前の発音つながりで、突然アフリカはナイジェリアへ飛ぶ。
M. King Sunny Ade "The Way Forward" (1970s?)

キラキラしたギターと、バスドラムのリズムが似ていると思い、ジンバブウェの大ベテランへ。
K. Oliver Tuku Mtukudzi and the Black Spirits "Chiringa"Sarawoga』(2013)

曲名でアフリカつながり。
M. Van McCoy "African Symphony"The Real McCoy』(1976)

映画音楽のようでもあり、Earth, Wind & Fireに曲調が似ていたのでかけようとするも、フィリー・ソウルに影響を受けた音ということで、たまたま最近聴いていたこのアルバムから。
K. The OJays Back Stabbers"『Back Stabbers』(1972)

リード歌手Eddie Levertの息子、Gerald Levertのグループ。
M. LeVert "Casanova"The Big Throwdown』(1987)

いかにも1980年代のドラムの音がしたので、そこから思いついたものを。
K. Prince and the Revolution "Life Can Be So Nice"Parade』(1986)

~休憩~


2

後半は順番を交代して。War The World Is a Ghetto インストゥルメンタル・ヴァージョンがかかっていたので、何となく思いついた曲を、今回はこの人の演奏で。
K. Charles Lloyd "Whats Going On"Lift Every Voice』(2002)

守島さんには軽い演奏に聴こえたようで、「困ったときはクリスマス・ソング」という唯一の事前取り決めをここで適用し、急にパンクな展開に。
M. Basement 5 "Last White Christmas" (1980)

ここで引き下がるわけにはいかないと、かつてよく聴いていたハードコア・バンドを召喚。
K. Fugazi "Bed for the Scraping"Red Medicine』(1995)

ここからニューウェイヴ寄りに。『Led Zeppelin 』”When the Levee Breaks”に似たドラム・パターン。
M. New Age Steppers "Private Armies"The New Age Steppers』(1980)

多くの関係者の中にMark Stewartもいて、個人的に大きな影響を受けたアルバムを、20年振りぐらいに聴き返す。
K. The Pop Group "Savage Sea"y』(1979)

脱線が過ぎたようで、聴衆が置き去りにされているのが見て取れたので、ここから元に戻す。ピアノが印象に残る曲を受けて、こちらを。来年は戌年ですが、なぜ猫はないのか?ということで
M. Al Stewart "Year of the Cat"Year of the Cat』(1976)

バンド全体の音が似ていると感じ、満を持してこの人を。実は最もライヴが観たい人でもある。
K. Bruce Springsteen "Prove It All Night"Darkness on the Edge of Town』(1978)

サックスでClarence Clemonsが参加しているという共通点から。
M. Aretha Franklin "Freeway of Love"Who's Zoomin' Who?』(1985)

どことなく曲名が類似しているので、この人たちのライヴ録音で。
Y. The Staple Singers "Freedom Highway"Freedom Highway』(1965)

曲名から連想して”Highway Star”という声もかかり、僕も追悼で”Highway to Hell”もあるなと思うが、最後はこちらで。昨年のLive Magic!で来日、バンドの2人はここ「周」さんにも打ち上げで来店されたとか。
M. Sonny Landreth "Key to the Highway"Bound by the Blues』(2015)



22曲。最後になりますが、来てくれた方々、見えないところで支えてくれた人たち、改めてありがとうございました。そして、お店を切り盛りしつつ皆んなが寛げる場を提供してくれた門さん、企画し招いたくれた主催の矢島さん、守島さんにも感謝します。声がかかればまたいつでも行きますよ。