10.01.2015

「Peter Barakan's Live Magic! Vol.2」への道❷ I'm with her

いよいよあと一カ月を切った今年の「Live Magic!」、ここからは僕の主観で見どころをご紹介。

今回、当初ヘッドライナーとして予定されていたLittle FeatのPaul BarréreとFred Tackettが、Paulの体調不良のため残念ながらキャンセルとなってしまいました。
ならば、「ヘッドライナーを呼んでそれで人を集める代りに、フェスティヴァル自体をヘッドライナーの存在に育てて行きたい」と、バラカンさんは9月29日付けの Time Out Tokyoでのインタビュー で前向きに捉え直しています。
『ミュージック・マガジン』2015年10月号でのインタビューでも、同様の趣旨で語っています(90〜93ページ)。

逆転の発想が面白いですが、とはいえ僕にとっての大トリはこの3人組。

Sara Watkins (vo,fiddle)
Sarah Jarosz (vo,banjo,mandlin)
Aoife O'Donovan (vo,g)

それぞれがソロ作も出している実力者揃いですが、今回3人で「I'm with her」というユニットを組んでのツアーとなったようです。
レコードとしては、今のところシングル盤で2曲だけ出ています。そのうちの1曲が、John Hiattの書いた "Crossing Muddy Waters"。


各人の持ち味が活かされる組合せで、ハーモニーも特筆ものです。
アルバムも出してほしいところですが、今回の来日公演ではカヴァー曲が中心になるのかなと予想しています。検索するといくつか見つかりますが、雰囲気が伝わりやすいのはこの映像でしょうか。今年7月のものです。誰の曲か分かる方は教えてください。


彼女たちの単独公演もあります。

◎10月26日(月)  梅田Club Quattro
「Live Magic! Extra」として、ブルーグラス専門誌"ムーンシャイナー”編集長の渡辺三郎氏とバラカン氏のトークショーもあり。


最後に、ツアー中の様子など写真が満載のTumblrのサイトがありましたので、リンクを貼っておきます。




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